魅力的なホームページを制作するためには、Web制作会社や優秀なデザイナーに依頼したいものです。
しかし、予算が足りずに諦めている方もいるのではないでしょうか。
実は、ホームページ制作を外注する際の費用に、補助金や助成金を受け取れる制度があります。
代表的な補助金は、「IT導入補助金」「小規模事業者持続化補助金」「事業再構築補助金」の3つです。
そのうち事業再構築補助金について詳しく解説していきます。
事業再構築補助金とは?
事業再構築補助金とは、ウィズコロナ時代の経済社会の変化に対応するために中小企業や個人事業者などの事業再構築を支援する補助金です。
売上減少などの要件を満たしていれば申請できます。
対象者の必須条件
事業再構築補助金を申請するためには、以下の3つの必須申請要件を全て満たしている必要があります。
・売上が減っている
・ 新分野展開、業態転換、事業・業種転換、事業再編に取り組む
・ 認定経営革新等支援機関と事業計画を策定する
売り上げ減少の目安については厳密に定められています。
一例をあげると、「2020年4月以降の連続する6ヶ月のうち、3ヶ月間の合計売上高がコロナ以前の同3ヶ月間の合計売上高と比較して10%以上減少していること」が条件となっています。
対象となる経費
事業再構築補助金の対象となる経費は以下の通りです。
・建物費(建物の新築については必要性が認められた場合のみ)
・機械装置・システム構築費
・技術導入費
・専門家経費
・運搬費
・クラウドサービス利用費
・外注費
・ 知的財産権等関連経費
・広告宣伝・販売促進費
・研修費
注意点としては、単にホームページ制作しただけでは事業再構築補助金の対象とはならない点です。
事業再構築補助金はあくまでも新規事業展開に対する補助金なので、現状維持的な事業を宣伝するホームページを作るだけでは対象外となります。
例えば、「今までは店舗販売だったものの、コロナをきっかけにオンライン販売を検討していてECサイトを作りたい」といった場合には対象となります。
6つの枠と異なる補助率
対象となる事業には以下の6つの枠があり、それぞれ補助率が異なります。
・通常枠
・大規模賃金引上枠
・ 回復・再生応援枠
・ 最低賃金枠
・グリーン成長枠
・緊急対策枠
このうち、通常枠の補助金額と補助率を見ていきましょう。
通常枠の補助金額と補助率
補助金額 | 従業員数20人以下:100万円~2,000 万円 従業員数21~50人:100万円~4,000 万円 従業員数51~100人:100万円~6,000 万円 従業員数101人以上:100万円~8,000 万円 |
補助率 | 中小企業者など:2/3(6,000万円超は1/2) 中堅企業など:1/2(4,000万円超は1/3) |
今後の募集スケジュール
2022年10月3日(月)18時に第8回公募を開始しました。
公募期間と申請期間はそれぞれ以下の通りです。
公募期間:令和4年10月3日(月)~令和5年1月13日(金)18:00まで(厳守)
申請受付:調整中
活用の事例
ホームページ制作に事業再構築補助金を活用した事例は以下の通りです。
コロナ前:雑貨販売業を営んでいたところ、コロナの影響で売上が減少した
コロナ後:店舗での営業を縮小し、ECサイトを制作しオンラインで雑貨販売を開始
上記の場合、店舗縮小に係る建物改修の費用、ECサイト制作費、システム構築費などに事業再構築補助金を活用できます
ホームページ制作に使える「IT導入補助金」のまとめ
ホームページ制作に活用できる主な補助金は「IT導入補助金」「小規模事業者持続化補助金」「事業再構築補助金」の3つです。
そのうち事業再構築補助金は、ウィズコロナ時代の経済社会の変化に対応するために中小企業や個人事業者などの事業再構築を支援する補助金となります。
「コロナ禍によって店舗の売り上げが激減したため、オンライン販売にも挑戦したい」というような場合に活用できます。
思い切った事業再構築を応援してくれる補助金なので、コロナ禍で疲弊している企業や個人事業主の強い味方となってくれるでしょう。
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