農林水産省の令和4年度補正予算「外食産業事業継続緊急支援対策事業」を通じて、外食産業事業成長支援補助金の一次公募を行っています。
一次公募の〆切が2023年5月31日(水)までと迫っているため、飲食店を経営している事業主はぜひチェックしてください。
今回は、外食産業事業成長支援補助金の概要や申請方法、活用事例を紹介していきます。
外食産業事業成長支援補助金の概要
外食産業事業成長支援補助金とは、中小・中堅規模の飲食店を対象にした補助金です。
農林水産省の令和4年度補正予算「外食産業事業継続緊急支援対策事業」を通じて、外食産業の事業成長に向けた前向きな取り組みを支援することを目的としています。
必須条件
外食産業事業成長支援補助金を申請するためには、まず以下のいずれかの必須条件を満たしている必要があります。
- 2021年度から2022年度の売上伸長率が115%以下
- 2021年度から2022年度の売上伸長率が115%を超えているものの、2019年度と比較して売上伸長率が100%を下回っている
いずれかの必須条件を満たしたうえで、事業計画が以下の補助対象事業である必要があります。
(1)現在扱っている商品・サービスの内容を変える
(2)商品・サービスの提供方法を変える
1つ目の補助対象事業は、現在扱っている商品・サービスの内容を変える場合です。
例えば、定食屋から居酒屋に変換する、感染症対策としてテイクアウト用のメニューを新たに開発するなどのケースが該当します。
今までイートインのみだった飲食店が人気商品をECサイトで販売するなど、商品・サービスの提供方法を変える場合も補助対象です。
対象となる経費
外食産業事業成長支援補助金の対象となる経費は以下の通りです。
- 建物費(事務所や作業場などの建物の建設・改修にかかる経費など)
- 機械装置・システム構築費(機械装置などの購入、製作、借用にかかる経費など)
- 技術導入費(事業に必要な知的財産権などの導入にかかる経費など)
- 運搬費(運搬料や宅配便にかかる経費など)
- 広告宣伝・販売促進費(パンフレットや動画作成、マーケティングツール活用などにかかる経費など)
- 研修費(教育訓練や講座受講にかかる経費など)
- その他の経費(本事業を行うために必要と認められる経費)
- 委託費(事業の一部を第三者に委託する経費など)
補助率
外食産業事業成長支援補助金の補助額上限は1,000万円、補助率は2分の1以内です。
総事業費200万円以上の計画が対象となります。
なお、応募事業者がすべて補助対象になるわけではなく、応募内容を審査して補助事業者を採択します。
募集スケジュール
外食産業事業成長支援補助金(一次公募)の募集スケジュールは以下の通りです。
2023年4月17日(月)~5月31日(水)
応募方法はWebのみで、専用応募フォームから応募書類を2023年5月31日(水)17時までに提出する必要があります。
活用の事例
外食産業事業成長支援補助金には、以下のような使い方があります。
活用事例②今まではランチ営業のみの定食屋だったが、夜営業メインの居酒屋に転換する。
活用事例②今まではイートインのみのカレー店だったが、キッチンカーを購入して店舗外での販売を始める。
活用事例③レストランの人気メニューをレトルト商品にし、ECサイトを立ちあげて販売する。
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